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趣味の範囲でトライアスロンをしながら、普通に仕事、子育て、遊びの不定期ブログ
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これも去年の日記
「パパぁ!!スゥのパパァー!!」と5mほど上の堤防から見おろす三歳の娘の声で家族が到着したのに気づいた。 大勢の人が集まっているのに興奮してか一心不乱にこちらに手を振っている。娘に手を振り返し、飛び込みの練習をする。 水深8m今日の水温は19℃、昨日からの霧で視界が多少悪いコンディション、それほど海水が冷たいと感じないのは今年でこの大会3回目でも1年ぶりのレースに自分が多少緊張しているからかもしれない。 入水チェックを終え、スタート地点で練習中、待機中の鉄人達、リレーを含め 約170人がウエットスーツに身を包み、1年間の練習の成果を試さんとスタートを待っている。 スタート10分前、1度全員ポンツーンに上陸して待機している鉄人たちの中に 今年は塾生5人が混じっている。 「霧でブイが見えなかったらどうするんすか?」 と不安で一杯という表情で沖に浮かぶブイを見つめながら呟くレース初参加のY。 「んなこたないから心配すんな!」と周りに言われても落ち着かない様子。終いには笑い始めて「いやー俺こんなピンチな事初めてですよ!」極度の緊張でおかしくなったらしい・・・ しかし、私も「あーでもスイムは何回やっても苦しいんだよなぁ」と弱音を吐くと、「あんた!何年やってんのよ!!?」とP子ばりの突っ込みを入れてきたK司も初出場なんだが・・・コイツには緊張して弱気になるという事はないらしい。彼が大会前日と当日に着ていたTシャツには 「やぶれかぶれ」と大きく書かれていたのが印象的だった。 時間になり、去年と同じ フローティングスタートの体勢をとる 10代から30代の男の選手達、2分後に40代50代、更に2分後にその他の選手 女子、リレーチーム等がスタートする。 深呼吸を1度し、思ったより自分が緊張してない事に驚きつつ、堤防の上に目をやると 応援に駆けつけてくれたF谷を発見、手を振りスタートに備える。 スタートの合図と共に鉄人たちが一斉に水しぶきを上げながら泳ぎだす。 私も自分の位置を確認しながら泳ぎだす、意外と激戦区には入らず思ったよりはスムーズな出だし、例によって スイムは泳ぎ切る事 が目標なので気楽に泳ぐ。塾内予想はK樹、塾長、K司、私、Yの順でスイムアップ。 1周目を終え、ポンツーン上陸 練習しておいた飛び込みも上手くいき2周目 皆は順調だろうか?覚悟していたほど苦しくなく 淡々とレースが進行していく まぁ、ワセリンを塗り忘れた肩がヒリヒリするくらいだろうか スイムアップして トランジッション 予想してたけど バイクの数が少ない・・・30代のエリアには数えるほどしかバイクは残ってない。 まぁここまではいつもの事 で塾長のバイクは当然ないよな とエリアの先を見渡すと・・・・「お、おう・・・・塾長」・・・・は? あなた今ここで何やってんのよ? 私より5分は速くスイムアップする男が何故?!! スイムアップ時点でのタイムは K樹 26分 K司 30分 塾長 32分 私 33分 Y 40分 バイクに跨り 追撃ライドにいざ!しかし 目標になるはずの塾長との差はトランジッション分 何となくモチベーションが上がってこないが仕方ない。 コース始めでカミさんから「M君(塾長)1分!!」 の声 そう、ストップウオッチを渡し、事前に塾長との差を教えてくれるように頼んであったのだ。 何となく足の張りが気になるが、気にせずガンガン漕ぐ 折り返し前で 満面の笑みのK司とすれ違い お互い声を掛け合う しかしコイツだけはほんと楽しそうだ・・・ それから直ぐに塾長が来た、 「何やってんだ?」との私の問いかけに塾長のリアクションは 首を傾げる仕草で「だめだぁー・・」 の一言。 1周目の中盤で先にK司を視界に捉えた。 塾長はK司を抜いたようだ。 さて、ワザと抜く瞬間K司の前にでて 口の「フォー-ン!!」と効果音付きでかわす 「なしてはぇなやあーー!」と彼独特の悪態をつく声を後ろに聞き さて そろそろ塾長を料理してやるか。 ・・・塾長は遠くへ見えるものの、中々追い着かない・・・2周目の折り返しでやっと捕まえ 塾長より速く折り返す さて 突き放すか!! しかし、なんか足が張るような・・ それでも気にせずライド 、途中後ろから来る選手の気配がしたので左側により道を譲る。 いつもバイクはあの順位からのスタートなので得意のバイクではそうそう抜かれる事もないのだが 追い着いて来る気配は私より速い。道を譲りがてら その選手をチラ見する トップの選手に周回遅れにされたかしら・・・? ・・見たことあるホイール・・・ 見たことのあるバイク・・・ 塾長!!? 並びかけられ サングラスを掛けた顔の口元が不適に笑っている。 「何したぁ?W」今度は聞かれる番である・・・ 「チキショウ、しぶといな・・」 少し併走しながらスイムの事や塾生との差を話していると 「なんか、練習してるみたいだな・・・」 多少登りのコースで抜き返されるがもう一度抜き返す。しかし家族の応援している会場正面の直線ではピッタリくっつかれる。 突き放したいが足が微妙に攣り加減・・・2周目は突き放せず、ようやく風が強くなった3周目に突き放す。 関係ないが、すれ違うたびにK司は何か言いたげな表情 バイクタイム K樹 1:14 私 1:15 塾長 1:18 K司 1:26 Y 1:24 トランジッションでランシューズを履いていると シューズ入れにいれといた携帯がなる、友人の池D からである 何となく出てしまい 「今まだレース中だ!」と伝えて切った。しかしまた いいタイミングで電話してきたな・・・・ さて、ランに入ると思っていた通り足が張りまくり、この時点で 「ランはあわよくば45分!!」 の野望は脆くも崩れ去る。 そういえば今日は父の日 「かっこいいパパ」でいたいから ゴールまで余力を・・・とかいらない考え起こしながら 前の40代の選手を追い越せそうなペース すると 「お父(おとう)!!抜かされないでよ!後ろから(私が)来てるよ!」 「頑張れお父!!抜かされないでよ」 とその選手の息子兄弟達が応援する、 これは抜かしづらいぞ・・・子供達の前を過ぎたら抜かそう・・・ と思っていたら 兄弟達は走ってついて来る・・・ その姿につい笑ってしまい 「なんか申し訳ないっすね」とお互い笑いながら追い越した。ただ本当は40代の選手は2分後にスタートしているから この時点では私の方が遅いんだけど・・ 笑ったら気持ちが楽になり ラスト一周に向かう、相変わらずペースは5分/km位だが気持ちよくなってきた。 最後にすれ違ったK司は「おおぉ×▲□○!!」と言葉にならない雄叫びを上げて笑わされた つーか疲れてないのかお前は・・・ 会場に入ると さっきの兄弟が 「あっ さっきお父抜かした選手だ はぇぇ!」と言ってこっちを見ていたので 手を振ると 「頑張れ!!頑張れ!!」と応援してくれた。なんかとっても嬉しかった。 ゴールが見える 今年も娘を抱っこして・・・と思っていると 何やらカミさん達に促されて娘がコースに飛び出してきた。 すると一目散にゴールへ走り出す どうやらカミさんが疲れた私が抱っこは無理と判断し一緒に走ってゴールさせるつもりらしい。 じゃあ せめて手をつないでと思っても 娘はわき目も振らず走っているため気づかず 結局最後まで一目散に走っていた・・・続いて塾長は次男を抱っこし、長男と手をつないでゴール。 K司は最後の直線怒涛の追い込みで 目の前の選手をゴールすれすれで追い抜き トライアスリートの称号をもぎ取った Yはスイム後は落ち着きマイペースで これから仕事に行ってきます 位の軽快さゴール トライアスリートになった。 トータル 170人中(DNF含む) K樹 2:30 55位 私 2:38 79位 塾長 2:41 93位 K司 2:44 102位 Y 2:59 131位 で皆 漢走。 さて、本番は象潟大会だ。課題は多いが とにかく 楽しもう。 PR コメントを投稿する
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プロフィール
HN:
局長
年齢:
51
性別:
男性
誕生日:
1974/09/30
職業:
会社員
趣味:
トライアスロン
自己紹介:
趣味の範囲でトライアスロンしながら普通に子育て 天秤座の凡人 酔拳初段
その他
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