お久しぶりです。
あの3月11日以来東北各地、特に太平洋沿岸は大変な事になっています。
私は一晩停電した中で過ごしただけでもあれほど不安だったのに、いまだ停電、断水、食糧不足そして何より家族と連絡が取れない事などが続いている被災地の方々の不安な気持ちは計り知れません。
犠牲になった方々のご冥福を心からお祈りし、そして被災された方たちに心からお見舞い申し上げます。

私の住む秋田県沿岸南部も地震により一時停電になりましたが、1.2日で復旧し今はライフラインには問題ありません。
ガソリン不足やスーパーに物が不足していることはありますが、まず最低限生活には困りません。
今、自分に出来る事を考え、そして全力で前を向いて生きて行こうと思います。

あの日、私は仕事中で工場にいました。
14時40分過ぎ揺れが始まり、多くの作業者の目が我々中間管理者に集まります。
先日にも地震があった為、避難の指示を出すのがスムーズにいきましたが、内心はかなり焦っていました。
工場に誰も残ってない事を確認し、駐車場に避難してあたりを見渡すと、外に出ても建物の近くにいる人や、電信柱がこれでもかと揺れ電線が引っ張られて切れそうに見えたので、建物　電線の下から離れるよう呼びかけた。
揺れで立っているのが精一杯になりながら、震源はどのあたりなのか？この辺りじゃないなら震源地は大変な揺れだろう・・・とか、家族は無事だろうか？とかさまざまな事が頭をよぎった・・・。
それでも秋田沿岸南部は震度5程度しかなかったらしい、私は冷静でいるフリをするのが精一杯でしたが・・。
それから停電した工場に戻り、何度も余震が続くなか自宅待機指示が出たのが3時過ぎ、かみさんとメールで連絡がついたので少し安心した。
信号の点いてない道路を自宅に向かって車を走らせているとラジオから　太平洋沿岸に高さ10ｍの津波警報　「落ち着いて行動してください」「速やかに高台に避難してください」とアナウンサーの声・・・と言う放送を聴いて大変な事態になっていることが何となく分かった。
停電が復旧したのが次の日の午前中、ＴＶでは映画のシーンような映像が流れ続けていた。
あれから長く感じる1週間たって仕事や生活に影響は出ていますが、被災地の方々に比べれば屁でもありません。

被災地の方々、また救援活動されている方々　月並みな言い方しか出来ませんが　頑張ってください！